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〜トレーラーハウスの活用術:宿泊施設編〜 今日のホテルはトレーラーハウス!?

どんな場所でも安く、早く、十分な機能を持たせられるトレーラーハウス。今回は宿泊施設への活用術を紹介したいと思います。

他の記事でも記載の通り、トレーラーハウスは高い居住性を有しつつも「建築物」ではなく「車両」として法律上の定義を受けているため、「建築物」が建てられない場所にも設置することが可能です。「建築物」が建てられない場所、例えば自然公園や海・湖などのそば。実はそんな場所でもトレーラーハウス「車両」は適切な許可申請を踏んだ上で、設置することができるんです。こうした特性を活かして近年注目されているのが「車両」を用いた宿泊施設です。「車両」に泊まる?車中泊?
そんなの狭いし、ゆっくり寝られなさそう、、、そんな感想をもつかもしれませんが、実はリゾートホテルにも引けを取らない素晴らしい滞在が「車両」を用いて提供できることを今回は事例を交えながら紹介したいと思います。

<京急観音崎ホテル>
まず紹介したい事例がこちら。目の前に海が広がる場所にトレーラーハウスを設置し、いかにもインスタ映えするロケーション。元々宿泊施設の遊休地を活用した事例で、海が非常に近いがゆえに塩害等で通常の建築が適さないことや、建築物ほどコストがかからないために「車両」を用いていると予想されます。「車両」の中にベッドやテーブルなどの家具一式を入れており、口コミを読んでもこれだけ海が近いにも拘らず快適な居住性が保たれていることがわかります。一歩外に出れば大自然、部屋に戻れば適切な遮音性により快適な空間が、「車両」では実現できるのです。こちらの施設では「車両」に接続する形でデッキを設けており、そこでバーベキュー形式で食事ができることもあり人気の宿泊施設で休日前は予約が取りにくい状態がオープン時から続いております。

<Marina Franping Village天草>
続いてこちらの施設も目の前に海が広がる場所で事業展開されている施設です。はじめの施設に比べればデッキ等の設備は抑えられているものの、大型の「車両」を用いることで室内での滞在性を高めております。こちらの施設ではペット同伴可能な車両も用意されており、愛犬と一緒に自然に近い場所でゆったりとした滞在を楽しむことができます。「車両」を用いることで自分の部屋までプライベートな動線を確保できることや、2,3メートルと各部屋が近くでも十分に遮音できることから愛犬家などペットを連れて宿泊したい人にも他人を気にせず安心して宿泊してもらうことが可能となります。

<Takanezawa Trailers BASE>
あと一歩で湖に落ちそう!そんな場所に設置されているこちらの施設。写真でもお分かりのとおりこんな場所に建築物なんてそうそう建てられません。きれいな景色と自然に囲まれた環境がある。それだけで宿泊施設として十分な訴求力になります。こちらの施設は道の駅と併設しており、共用的な設備やサービスはそちらと連携することで客室の投資を最小に抑えることができています。共用スペースは既存のものを使って「車両」を客室にする考え方は投資コストを抑えると同時に既存施設の付加価値向上にも繋がる点は事業性向上の観点で非常に有効であると考えられます。

さて、今回は「車両」であるトレーラーハウスを宿泊施設として活用している事例をいくつか紹介させて頂きました。「建築物」ではない「車両」としての特性を活かした立地、事業スキームによって、遊休地やプロジェクト地の収益最大化を狙うことができます。是非あなたの土地活用の選択肢の一つにトレーラーハウスを検討してみて下さい。
弊社はお客様の予算や納期に柔軟にお応えすることができますので、こちらよりお気軽にお問い合わせ下さい。
また車両の話だけでなく、既存の宿泊施設のバリューアップに関するご相談もお受け致します。ご連絡お待ちしております。


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