トレーラーハウスとコンテナハウス・プレハブ・キャンピングカーの違いまとめ
目次
- はじめに
- トレーラーハウスとプレハブの違い
- トレーラーハウスとコンテナハウスの違い
- トレーラーハウスとキャンピングカーの違い
- トレーラーハウスとコンテナハウス・プレハブ・キャンピングカーの値段面の違い
- トレーラーハウスとコンテナハウス・プレハブ・キャンピングカーの機能面の違い
はじめに
近年、効率のよい土地活用、空間活用の手段として、普通の建物以外のモノを使おうといった動きがあります。
弊社ホークアイの取り扱うトレーラーハウスについても、よく違いは何なのかよく聞かれます。
そこで、今回は一見するとよく似ている商品である、トレーラーハウス・コンテナハウス・プレハブ・キャンピングカーについて、違いや似ている点についてまとめてみました。
トレーラーハウスとプレハブの違い
プレハブは建築物です。トレーラーハウスは車両です。これが、プレハブとトレーラーハウスの決定的な違いになります。
- 違う点
- プレハブは建築物として地面に固着します。そのため、設置時には基礎工事、建築確認が必要です。トレーラーハウスは必要ありません。
- プレハブは課税対象の資産になります。そのため、固定資産税が発生しますが、トレーラーハウスは必要ありません。
- プレハブは屋根の上に更にプレハブを積んで拡張することが出来ますが、トレーラーハウスは出来ません。
- プレハブはプレハブ同士で連結して拡張することが出来ますが、トレーラーハウスは出来ません。
- 似ている点
- プレハブ、トレーラーハウスともに住居として利用可能です。庭に置いて「離れ」として利用可能です。但し、住民票を置けるとは限りません。
- プレハブ、トレーラーハウスともに事務所として利用可能です。法的にも事務所として登録することが出来ます。
- プレハブ、トレーラーハウスともに仮設住宅として利用可能です。国の災害時の仮設住宅設置のガイドラインでも、トレーラーハウスは仮設住宅として導入可能とされています。
- プレハブ、トレーラーハウスともに減価償却が可能です。ですが、減価償却可能な期間は異なります。(トレーラーハウスは最短で4年)
トレーラーハウスとコンテナハウスの違い
プレハブとコンテナハウスはほぼ一緒の性質を持った商品です。コンテナハウスは建築物です。トレーラーハウスは車両です。これが、プレハブとトレーラーハウスの決定的な違いになります。
プレハブとコンテナハウスの違いは、コンテナハウスはコンテナの規格で作っているかどうかくらいの違いくらいしかなく、法務・税務上の違いはほぼありません。
- 違う点
- コンテナハウスは建築物として地面に固着します。そのため、設置時には基礎工事、建築確認が必要です。トレーラーハウスは必要ありません。
- コンテナハウスは課税対象の資産になります。そのため、固定資産税が発生しますが、トレーラーハウスは必要ありません。
- コンテナハウスは屋根の上に更にプレハブを積んで拡張することが出来ますが、トレーラーハウスは出来ません。
- コンテナハウスはプレハブ同士で連結して拡張することが出来ますが、トレーラーハウスは出来ません。
- 似ている点
- コンテナハウス、トレーラーハウスともに住居として利用可能です。庭に置いて「離れ」として利用可能です。但し、住民票を置けるとは限りません。
- コンテナハウス、トレーラーハウスともに事務所として利用可能です。法的にも事務所として登録することが出来ます。
- コンテナハウス、トレーラーハウスともに仮設住宅として利用可能です。国の災害時の仮設住宅設置のガイドラインでも、トレーラーハウスは仮設住宅として導入可能とされています。
- コンテナハウス、トレーラーハウスともに減価償却が可能です。ですが、減価償却可能な期間は異なります。(トレーラーハウスは最短で4年)
トレーラーハウスとキャンピングカーの違い
キャンピングカーとトレーラーハウスはともに車両です 。ですので、法務・税務的にはほぼ違いはありません。ただ、機能としてはエンジンがついているかそうでないかで結構変わってきます。(後述)
- 違う点
- トレーラーハウスはエンジンがついていない。
- キャンピングカーは個人の快適なキャンプ用途に作られているため、設計に自由度がない。
- 似ている点
- 車輪がついている
- 生活するのに快適な空間設計
トレーラーハウスとコンテナハウス・プレハブ・キャンピングカーの値段面の違い
トレーラーハウス、プレハブ、コンテナハウス、キャンピングカー、これらは全て比較的値ごろな価格で手に入りますし、新品ならだいたい300万~1000万円くらいのレンジの価格感だと思います。中古ならもっと安い価格でも手に入る可能性があります。
これらの商品に共通するのは、その希少性の高さ、耐久性の高さ、移動性の高さ、などから、中古になって時間が経っても、たくさん残価が残ることです。しかも、減価償却が早いことも特徴でしょう。節税商品としても魅力的です。
トレーラーハウスとコンテナハウス・プレハブ・キャンピングカーの機能面の違い
トレーラーハウス、プレハブ、キャンピングカーこれらは機能面では大きな違いがあります。それぞれについて、優れたところ、劣っている点があるので、目的や機能に求める要件に応じて、使い分けるのが一番いいでしょう。
プレハブやキャンピングカーに比べると、トレーラーハウスは拡張性・居住性に優れながらも、移動できることが強みです。それぞれの商品のいいとこ取りといったところだと思います。
頻繁に快適な空間を動かしたいという方はキャンピングカーがおすすめです。自動車のエンジンと一体化しており、道路での取り回しがしやすいです。逆に、頻繁に移動しないのであれば、トレーラーハウスの方が良いです。エンジンが稼働していないことがもったいないからです。
プレハブ、コンテナハウスは拡張性が高いですが、居住性に少し劣る部分があります。まず、室内温度です。これは断熱材の問題もありますが、夏は暑く、冬は寒い傾向にあります。また、不動産に比べれば移動させることは容易ですが、それでも移動させにくいことは確かです。更にいえば、あくまでプレハブ・コンテナハウスは建築物の扱いであるため、建築基準法に則って対応しないといけないですし、固定資産税がかかります。トレーラーハウスはかかりません。