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【入門編:テントサウナの注意点のすべて】最高のサウナ体験に向けてこれだけは抑えておこう!

プライベートサウナ・家庭用サウナとして近年人気が出ているテントサウナ!誰でも手が出せる手頃な値段設定のため、個人て所有する人とも、仲間で所有する人も、はたまた事業者で購入して、キャンプ場やグランピング施設などでレンタルしているケースも見られます。

そんな人気急増中のテントサウナを実際に使ってみて分かったメリットとデメリットを全部紹介します!今回はテントサウナを所有する友人と一緒にキャンプ場へ行ったので、時系列を追ってその都度のレポートをします。

サウナ仲間と場所探し!

テントサウナを体験する場合はまずは「誰と」「どこで」行うかを決めましょう。当然仲間は自分の仲の良い友人でも良いですし、恋人とデートでも、男女グループでなど、どんな場面でも活用できます。これまで見てきた感覚ですと、男女4~8人くらいのグループでみんなでテントサウナを体験する人が多い印象です。

続いて場所ですが、テントサウナの醍醐味はなんといっても目の前の川へのダイブ!清流が流れる落ち着いたキャンプ場が最適です。ロケーションはもちろんですが、施設側の注意事項や、他のお客さんの層にも注意しましょう。施設によってはテントサウナ禁止となっている場所もあるので事前に電話などで確認しておくと良いです。またせっかくなら自然の中でゆっくり外気浴したいので、敷地が狭く他のお客さんとの距離が近い施設は避け、落ち着いた穴場みたいな施設を選ぶことがととのいの満足度向上に大切だと思います。

車を借りて必要な備品をチェック!

テントサウナを購入する場合もレンタルする場合も、車の手配は必須です。というのも、テントサウナは本体だけでなく、色々と周辺備品を揃えないといけないので、そうした荷物を持っていくためにも車は必須のアイテムです。テントサウナのレンタルでキャンプ場に直接届けてくれるサービスもありますが、その場合でも、どの備品がレンタルに含まれているのかどうかしっかり確認しましょう。

では出発前に確認しておかなければならない備品をまとめました

テントサウナ本体

これは当然ではありますが、ひとつの袋にまとめられているわけではないので要注意!テント本体とストーブは分かれて収納されています。テント側は比較的軽いですが、ストーブは成人男性一人でようやく持てる重さなので、運搬時は注意しましょう。

サウナ用チェア

これ一番忘れがちです。テントサウナは地面に対して直接立てるもので、床はありません。つまり地面にそのまま置くので座り込みなどはできないことに注意しましょう。ですので、2人がけのチェアを2台ほど用意してテントの中に置くことが一般的です。これがないとサウナに入れなくなるので気をつけてください。ベンチもなんでもいいわけでなく、高温に耐えられること、金属の露出部分が少ないことに注意して商品を選びましょう。金属部分が多いと熱すぎて今度は座れなくなります。

着火剤・革手袋・うちわ

テントサウナのストーブはどれも比較的燃焼しやすい構造になっています。が、最初に火をつけるにはそれなりの管理が必要です。BBQと同じですね。なるべく速く、安全に着火できるように革手袋も用意していきましょう。トングは場合によっては熱くなって機能しなくなるので避けた方が良いと思います。また、BBQと同様に燃焼を促す役目でうちわがあると良いです。うちわはなんといってもセルフアウフグース、熱波の送り込みにも使えますので、言わずと知れた必須アイテムかもしれません。

サウナストーン・バケツ・柄杓(ロウリュウセット)

テントサウナの醍醐味の一つであるセルフロウリュウ。これを行うためもテントサウナ本体とは別に準備が必要です。特にポイントとなるのがサウナストーン。これは天然物のサウナストーンが熱の放出機能でも、音の面でも理想ではありますが、かなり重いです。袋だと破れてしますので、買い物かごなど耐久性の高いものに入れて持っていくのがベスト。重さを避けたい場合は、セラミック製の人工サウナストーンを用いる手もあります。またロウリュウを行うために、水を汲むバケツと柄杓も忘れないように準備しましょう。柄杓は直径15cm程度の大きめのものが豪快なセルフロウリュウには適していますので商品選びの時に意識してみてください。またより良いロウリュウ体験のために、アロマオイルなど香り付けできるものを合わせて持っていくと仲間からのポイントアップです!

ととのい(外気浴用)チェア

サウナ→水風呂→外気浴のルーチンを行うために、理想の外気浴空間を作り出すことは大切です。そのためにも、ととのいチェアも事前に用意しましょう。キャンプ場でもチェアをレンタルしている場合が多いですが、やはりリクライニングが効くものや、フルフラットができるチェアがあると雰囲気も全然違います。通販で1万円以下で購入できますので、こちらも事前に持っていくと良いですね。

サウナストーブを燃焼させるための必須アイテムです。こちらは家から持っていくというよりは道中で買い出しに行くか、キャンプ場で購入する段取りで問題ないと思います。ただ、薪のサイズには要注意です。テントサウナ用のストーブは開口部が比較的強い際ので、太い薪だと入らない場合もありますので、なるべく細めの薪を用意することが火の管理を行う上では押さえておきたいポイントですね。

水着・サンダル・Tシャツ

テントサウナの際の服装は基本水着です!テントサウナ内はかなり高温になり、かつ湿度も高いので、できれば肌の露出を増やした水着の方が快適なサウナ体験ができます。川への飛び込みの時には思い切り自然のパワーを感じましょう。また、テントサウナに床はなく、地面直接ですので、脱ぎ履きしやすいサンダルが必須です。川から上がって、外気浴をしている時は最初は水着のまま、時間がたったのちは肌寒くなる場合もあるのでTシャツを用意しておくと良いです。Tシャツのまま川に飛び込むと暖を取れなくなるので要注意です。

いざ!テントサウナの設営

施設については絶好のポイントを抑えたのちはいよいよテントサウナ設営です。組み立てと、火の管理における注意事項を紹介します。

場所選び

まず第一に設置する場所に注意。先ほど紹介したように、テントサウナに床はないので、なるべく平で、岩などの障害物がない場所を選びましょう。凸凹した場所の場合、隙間から外気が入り込み、サウナ内がうまく温まらないことがあります。最高のととのいのためにも設置場所はしっかり確認しましょう。

テント本体の設営

続いてテント本体を組み立てます。構造自体は非常にシンプルですが、とにかく骨組みを最後に接合することに時間と力を要します。ここは最低2名、できれば3名の力を持って協力しながら骨組みを組んでいきましょう。どこか少しでも緩みがあると最後の接合部でかなり苦戦するので、ひとつひとつ丁寧に組んでいくことが重要です。

ストーブの取り付け

サウナストーブの設営も構造は非常にシンプルです。煙突部材をそれぞれ組み立てていきますが、ここでの注意事項はとにかく煙が漏れないようにしっかり接合させること。特に煙突とストーブ本体の間はサウナストーンが置かれる場所でもあるのでしっかり接合させましょう。ストーブで一番重要なものは、ストーブとテントの距離を確保すること。テントサウナで一番やりがちなミスはここの距離を確保しないが故に、テントがストーブの熱で溶けてしまうことです。ストーブ近辺はある程度風で煽られてもストーブに接触しないように、外からヒモなどでしっかり引っ張ってあげましょう。

火入れ

いよいよ火入れ。テントサウナは燃焼が始まってから30分程度で十分な温度まで上がります。しっかり温めるためにも、薪にしっかり火がついたかどうかを確認しながら根気よく火入れを進めていきましょう。ここをいかにスムーズにこなせるかが腕の見せ所です。

しっかりサウナを楽しんだ後は綺麗に片付け

さて、思いっきりテントサウナを楽しんだ後は、後のお客さんが気持ちよく利用できるように綺麗に片付けをしましょう。ゴミ拾いなどは当然ですが、テントサウナならではのポイントもあるので抑えておくべき注意事項を紹介します。

ストーブの火消し

テントサウナの片付けにはざっと1時間を要すると考えた方が良いです。撤収したい1時間までにストーブ内の火が燃え尽きるように計算して薪を入れましょう。強制的に火消ししたい場合は、火消し壷などを用いて安全に消しましょう。決してストーブの中に水をかけてはいけません!ストーブのサビ付きの原因になり、耐久性が大きく落ちます。

サウナストーンを冷ます

熱しにくくて冷めにくい。これはサウナストーンの特徴です。ということで、熱を冷ますのに最も時間を要するのが、サウナストーンです。こちらはストーブの上でゆっくり冷ましても良いですし、取り出して屋外で冷ますこともできますが、いずれにしろ火傷には注意してください。こちらも水をかけるのは極力避けましょう。急激な温度変化でストーンが割れる、爆発する可能性もあります。ストーンを覚ましている間にその他の片付けを進めましょう。

テント本体の解体

準備の逆の手順で進める片付け、最後はテント本体です。ここで注意はテント本体をしっかり拭くこと。ロウリュウや汗などの水分を含んだまま畳むとカビや傷みの原因になります。濡れ雑巾などで拭き取り、しばらく乾燥させてから畳むようにしましょう。

まとめ

さて、ここまで、準備・設営・片付けの3点でテントサウナの注意事項をご紹介しました。慣れている人がいれば仕切ってくれますが、初めての人だけでテントサウナを行う場合は最低限今回紹介した事項に注意して気持ちよくサウナ体験をしましょう。

うーん、結構テントサウナって大変だなと思った方。何度かテントサウナを利用してもうちょっと落ち着いてサウナ入りたいなと思った方。本格的なサウナ体験が可能で個人でも所有可能な据付型のサウナを準備しました。サウナ以外の用途にも利用でき、汎用性に富んだ商品ですので是非こうした選択肢も検討してみてください。

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